小久保トレードに反発、ダイエー選手会V旅行ボイコット

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プロ野球福岡ダイエーホークス選手会松中信彦会長)が、12月に予定されているハワイへの優勝旅行に不参加の意向であることが9日、明らかになった。主力の小久保裕紀内野手が巨人に無償トレードされたことについて、球団から納得できる説明がないことなどが理由と見られる。右ひざのリハビリなどで松中会長がグアム滞在中のため、帰国する12日以降に正式に球団に伝える予定だ。
優勝旅行は、12月9日から15日の5泊7日の日程で、選手と家族ら総勢約200人が参加する見込み。選手会に所属していないチームスタッフも、行動を共にすることで意見が一致しており、旅行自体が中止に追い込まれる可能性もある。
高塚猛球団社長と中内正オーナーはともに「直接聞いていないので、何も言いようがない。選手会から不参加という話があってから、対応は考えたい」と球団を通してコメントした。
この日、静岡県でのパ・リーグ東西対抗に出場後、秋季キャンプが行われている宮崎市に戻った王貞治監督は「直接聞いてみないと分からないが、それは大変なことになった」と表情を曇らせた。
選手会は、3日に発表された小久保選手のトレードに対して「球団に貢献した選手を、なぜ無償で手放すのか」と反発。7日になって、中内オーナーが直接事情を説明したが、理解を得ることができず、選手たちのフロントへの不信感が強まっていた。
松中信彦選手会長の話 選手会としては、優勝旅行に行かないことにした。小久保さんのトレードについて、オーナーの説明は十分ではないし、社長はコメントすらしていない。日本一になった喜びが薄れている。とても旅行を楽しめないと思った。

ま、ダイエー崩壊ということで。ホークスがんばれ。