本の「発売日」って、どう決まってるの?

http://www.excite.co.jp/News/bit/00091206285866.html

そもそも「発売日」というのはどこを指すのか。
「本屋さんに並ぶ日をだいたい想定して記すことが多いんですが、特にきまりはないんですよ。各社でのルールはあるはずですが、実際に本屋さんに並ぶ日に近い大安日を選ぶ会社などもあるようです」

奥付の日付を実際の発売よりずいぶん先にするのは、出版社側が返品を遅らせ、できるだけ長く書店の棚に置いてもらうための工夫という面もあるようだ。

一般的に本の奥付には、「表題」「著者名」「発行者名」「発行社名」「印刷所名」「発行日」「刷数」「定価」などが記載されるが、そもそもこれらの要素に関しても「何を入れなければいけない」などは決まっていないのだとか。
「奥付に入れる要素は、特に法的拘束力もないですし、業界的なとりきめもありません。発行日も書かなくてはいけないものでもないんです。これらは、戦前に本の検閲があった時代の『出版法』で義務付けられたもので、慣例として残っているだけなんですよ」

なんてこった。この辺がかっちりしてたりしたら、15円くらい本が高くなってでも RFID 付ける価値がありそうな気がするけどなぁ。
ま、実際は ISBN で全然困らないんだけど。