CD を iTunes に取り込む pt.2 /高橋ひろさんの遺作たち
上の他、高橋ひろさんの遺作が CD 化された。自主制作盤。今日届いた。高橋ひろ応援団が作成 (?) してる。
以下、適当なレビュだが、高橋ひろさんの旧作たちを聞いていない人には何を言っているかすら分からないかも。でも、気にしなーい。
TTCD-00003 キラリ君と波〜 story of 80's
- キラリ君と波〜 story of 80's
- 手紙
- time
- 静寂
これらの曲は、すべてはじめて聴くモノ。
タイトル曲は、去年静内町観光協会から発売された「SHIZUNAI」につながるような曲なのかな。ちょっと、声を絞り出している感じで、ひろさんの死因を知っている今聞くと切ない。「無理したらあかんて」って思ってしまう。
「手紙」は、しっとりしてる。このメロディラインにのせて紡ぎ出すような歌い方はすごく好きだ。
「time」は、時間をモチーフにしたメロディと、それに乗せた SE。さすがに 「Revolution 9」 までは壊れられなかった模様 (笑
「静寂」は、静かな中でも力強い声が聞こえる感じ。アルバムの最後に納めたい感じかな。なんとなくジョージの「Here Comes The Sun」な雰囲気を感じた。
TTCD-00004 From future present
- なぜなに君の大図鑑
- Buddy
- 華麗なる one step
- 元気カナ
- スマイリングペッツ
- カンちゃんやすらぎ
- なぜなに君の大図鑑 No Vocal Edition
- Buddy No Vocal Edition
こちらは、過去に出ていた自主制作盤 2枚をまとめたモノ…と聞いていたが、ちょっと違うなぁ。TTCD-00001 + TTCD-00002 - 1曲 + 1曲 になってる? 問い合わせてみよう。
はじめの 2曲と終わりの 2曲は、入手してた TTCD-00001 に収録なので、3〜6曲目がはじめて聞くモノ。
「華麗なる one step」は、強弱の出し入れ、高低のがすばらしいと思う。私のような凡人なら、上げっぱなしでええやんと思うところでもさらっと低音にいったりしてる。そういえば「太陽がまた輝くとき」の歌い終わりもそうだったな、などと思いだしてしまった。
「元気カナ」は、歌詞だけ見て「考えすぎないで」のような優しい曲だと思ったが、やはりそのようだ。途中に入るセリフがちょっと聞いてて照れくさい。歌詞の最後の一節が、「遠くの空で祈っています」だ。歌詞カード見ながら聞いていたら、涙が出そうになった。
「スマイリングペッツ」は、インスト。ひろさんの声大好きな俺にはちょっと物足りないんだが、POPSICLE の頃のようなテンションを感じされられた。
「カンちゃんやすらぎ」も、インスト。こちらはヒーリング音楽か。おおらかな曲調の中で、よく聞くといろんな音が鳴っていそう。大きい音で、ヘッドホンで聴いてみたらおもしろいかもしれない。