「ミサイル発射はラブコール」 山崎拓氏、米朝対話促す

http://www.asahi.com/politics/update/0726/004.html

訪米中の山崎拓自民党前副総裁は25日、ワシントンの保守系シンクタンクヘリテージ財団で講演した。山崎氏は北朝鮮のミサイル発射への対応について「ミサイル発射は北朝鮮の(米国への)ラブコールだと寛大に受け止め、硬軟両様の対北朝鮮姿勢に転換すべきだ」と述べ、米側に米朝直接対話による柔軟な対応を求めた。
講演で山崎氏は「あくまで北朝鮮の求める米国との直接対話を拒否し、経済制裁から軍事制裁へと進むのか」とブッシュ政権の対応に疑問を投げかけた。そのうえで「中国の対北朝鮮の影響力を過大評価すべきでない」とも指摘。6者協議の場を利用する形での米朝直接対話を促した。
一方、安倍官房長官らの「敵基地攻撃」発言については「北朝鮮のミサイル発射基地をたたくべしという勇ましい議論が日本国内で噴出している。政府要人がこの議論に参加することで、国民の喝采を得ている」と懸念を表明。「そういう方向に動くとしたら、政権交代を余儀なくされるだろう」と語った。

北朝鮮の代弁をしているんですか、この人は。