第 3戦のヒーロー

今更ですが、プレーオフ第2ステージ第 3戦、アレをテレビで見られなかったのは哀しい。福岡とかあっちの方でだけ地上波放送があったようだ。あの試合を全国で放送していなかったのは球界の損失だと思うわけです。
で、そういう話ではなく、その 3戦の中味ですが。
はっきり言って、ずっとロッテが強かった。最後の最後まで、みんなロッテが勝つって思ってた。しかし、最終的にはお立ち台にはホークスの選手が上がっていた。
お立ち台には登らなかったが、この試合にはあと 2人、ヒーローがいると思う。大村と松中だ。

  • 松中
    • 第 3戦もここまでヒットが無く、1点ビハインドの 9回裏 2アウトランナー 2・3塁の場面で打席が回ってきた。小林マサはもう全力で押さえてしまって欲しかったのだが、結局歩かせ満塁に。そして次のズレータをさらに歩かせて同点としてしまった。
    • 松中の、ここまでノーヒットながら逆にそれを気味悪いものと思わせる迫力があったんだろうと思う。
  • 大村
    • 松中を取り上げた記事は見かけたが、大村をヒーローとした記事は見あたらない。しかし 2戦まで打席がなかった大村が、この 3戦目で代打で出て、大事な場面で 3打数 2安打。この活躍がなければあの延長サヨナラには至らなかった。

第 4戦は昨日、テレビで見た。やっと地上波でやってくれた。最大延長時間もたっぷり取ってあった。すばらしい。そして試合も緊迫し、面白い内容だった。だが、やはり第 3戦には及ばなかった。
あの、流れを変えた第 3戦は、やはり地上波で全国放送して欲しかった。