JR西 (3)

尼崎脱線事故:直線の制限速度20キロアップ ダイヤ改正
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20050502k0000e040072000c.html

03年12月のダイヤ改正で、途中の中山寺駅宝塚市)に快速が停車することになったが、宝塚−尼崎間(17.8キロ)の所要時間は17分と変わらなかった。
関係者によると、改正前に行われた一部労働組合との団体交渉で、直線の制限速度を20キロアップし、宝塚−伊丹間を30秒短縮する分、中山寺駅に新たに停車することを会社側が説明。組合側は「遅れを出さずに運転することは無理。慣れるまで定時運行は無理だ」などと主張し、試運転させるよう求めたが、会社側は「ダイヤの設定上問題ない」と認めなかった。労組側は同時に、新型ATS(自動列車停止装置)の早期設置も求めたが、事故発生時は未整備だった。

ますます、経営層の問題ですね。組合側はできる限りのことをやろうとしているように見える。そしてある意味極めつけ。
尼崎脱線衝突事故 会社が車掌にウソの供述を強要と労組幹部証言
http://www.nnn24.com/35094.html

尼崎脱線衝突事故で2日、献花に訪れたJR総連の書記長が、事故を起こした列車の車掌がJR西日本からウソの供述をするように強要されていると証言した。
2日午後4時過ぎ、献花に訪れたJR総連(=全日本鉄道労働組合総連合会)の山下信二書記長によると、事故列車の車掌は当初の警察の取り調べの後、JR西日本から詳しい事情を聴かれたが、その場ですでに会社が調書を作成し始めていることを伝えられた。
そして、会社側からカーブの進入速度について「特に速かったという事実はなく、いつもと同じスピードだったことにするように」という趣旨の話をされていたという。
車掌は会社に対して「スピードが速かったのでは」と伝えたが、これに対して会社側は「車掌は車内アナウンスなどをしているので、スピードはわからないはずだ」などと言ったという。
車掌は先週末から、過労のため大阪市内の病院に入院している。

最悪やね。ったく。唾棄すべき。