直線「需要9%増」 JR東海、中央リニアルート試算

http://www.asahi.com/business/update/0718/TKY200907180001.html
http://gnews.x0.com/20090721_210514/
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009072290090129.html

試算によると、人数に乗車距離をかけた輸送需要量は開業時、直線ルートだと年間167億人キロで、迂回ルートの153億人キロより9.15%多くなる。直線の場合、長野県中部からの利用は迂回より不便になるが、所要時間が7分短くなる分、航空との競争力が増し、利用者が多くなるとみている模様だ。
設備更新と維持運営の費用も、距離が60キロ短い直線の方が年間290億円安くなる、と試算した。車両を動かす電気代や保線に必要な設備費、人件費で差が出る計算とみられる。建設費については、直線の方が6400億円安いとの試算をすでに示している。

http://www.asahi.com/business/update/0718/TKY200907180001.html
ルート 総距離 所要時間 輸送需要量(2025年) 建設費 年間維持運営費 50年間の設備更新費
A:木曽谷 334km 46分 156億人km 5兆6300億円 1770億円 3兆3300億円
B:伊那谷 346km 47分 153億人km 5兆7400億円 1810億円 3兆4200億円
C:直線 286km 40分 167億人km 5兆1000億円 1620億円 2兆9100億円

C にしない理由がないよね。

だが、同県の村井仁知事は同日、松本市内で「(試算の)数字は一定の仮説や前提を置き、こうであろう、と作り上げるもの。まだ(ルート選定など)先の議論をする段階ではない」と述べ、従来の姿勢を崩さなかった。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009072290090129.html

いまは何をどうする段階なんだろう。この人の頭の中では。