パラシュートも外れた不動産市況

http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/g/97/

それにしてもこれまで日本国民はよく怒らなかったものだ。海外との競争をまったくしてこなかったコスト高な住宅、そのくせ政策のゆえに25年程度で価値が限りなくゼロになる住宅を「資産」だと信じ込まされて買わされてきたにもかかわらずだ。資産だと思っていた住宅は、実はただの「耐久消費財」であった。さらに、地価が異常に高いために狭い住宅に押し込められてきたのに、大きな声が上がることなく、具体的な手も打たれてこなかったのは謎である。
こういった「パンドラの箱」がこれから自動的にどんどん開いていき、ハウスメーカーやマンションデベロッパーの大淘汰が始まり、中古住宅市場・リフォーム市場が拡大。放っておいても新築中心から中古住宅中心へと市場は軸足を大きく移すことにる。住宅価格は大幅に下がり、価値が落ちにくい市場ができていく。

実際にこういう事は起こるんだろうか。
次の転勤くらいで家を買いたいんだけど。