一生の間で裁判員になる確率は67人に1人 (こじませんせい経由)

http://www.fpsoken.co.jp/cgi-bin/view/column.cgi?PAGE=20050803_tax_sav

年間の該当刑事事件数を2814件(平成14年)と仮定し、裁判員6人、裁判員候補者30人とすると、20歳から69歳までの国民が一生のうち裁判員の候補になるのは13人に1人、裁判員となるのは67人に1人という試算になるそうです。

どういう計算だろう。そもそも、20〜69歳人口をどう見ているんだろう。
20〜69歳の人口を a とおく (変動しないものとする)。

  • 裁判員候補者は、年間に 2,814 × 30 = 84,420 人。つまり、年間 84,420/a の割合で裁判員候補になる。

20〜69歳は 50年間。これより、

  • 裁判員候補になる割合は、1-(1-84,420/a)^50。これが 1/13。

同様に、

  • 裁判員、年間に 2814 × 6 = 16,884 人。つまり、年間 16,884/a の割合で、裁判員候補になる。
  • 裁判員になる割合は、1-(1-16,884/a)^50。これが 1/67。

これらを計算すると、a は 52,776,569.25人、56,146,684.51人。つまり、5000万人あまりが 20〜69歳人口であると見ているのか。