京阪中之島線、乗降客1日平均3万人 目標8万に届かず

http://www.asahi.com/national/update/1117/OSK200811170076.html

京阪電気鉄道は17日、10月19日に開業した中之島線の1日平均乗降客数(同月末までの平日分)が約3万人だったと発表した。開業前に見込んでいた8万人を大幅に下回る結果に、上田成之助社長は「半年程度で認知度を上げ、他社線から移ってくる定期券利用者を増やすとともに、サーカスなどのイベントで乗客増に努める」と話した。

こういう需給予測って、たいてい需要の予測が多くなってるねぇ。
お上がやる分には「ムリしてでも工事したいんだろう」と理解できるんだけど、民間でもこうなのはなんでなんだろう。

3万人のうち約1万人は京阪本線から移ったとみられ、新線による乗客の「純増」は約2万人。佐藤茂最高経営責任者(CEO)は「スーパーの開店とは違い、客が増えるのは周辺の開発が進んでから。長い目で見守ってほしい」。

周辺の開発が進む予測はあるのかな。
そもそもからして、「当初は 3万人、10年で 8万人に達しその水準で推移する」などと予測すればいいのにね。後から言うんじゃなくて。
ってか、スーパーに失礼だな、地味に。

上田社長は「工期は半年短縮し、建設費は予定の1503億円から約200億円削減できた。工期遅れや予算オーバーが常識の地下線工事にあって、他社のモデルとなる事業になった」と胸を張った。

予算を圧縮して、いらないモノを作った、ならばモデルにはならないですけどね。反面教師にならなければいいんですけど。