「報告数が少なかったので告知が遅れた」――トレンドマイクロ製品の障害

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080215/293918/

「2月13日の午前6時40分には、問題を解消したパターンファイルを用意したが、ユーザーからのコール数(問い合わせや報告の数)があまり多くなかったため、告知が遅れてしまった」。トレンドマイクロの日本代表を務める大三川彰彦氏は2008年2月15日、同社の戦略発表会の席上、2008年2月13 日に発生した同社製品の障害について説明した。

このいいわけはちょっとどうかと思いますが。

同社では2005年4月、同社のウイルス対策製品の不具合により、大規模なパソコン障害を発生させた。このときの原因もパターンファイル。この障害を教訓に、同社では緊急に対応すべき「コール数の閾値」を設定していたが、2月13日午前中に寄せられたコール数は閾値に至らなかった。そこで、「プレミアムサポート」の契約を結んでいるユーザーには情報を提供したものの、Webサイトなどでの情報公開は行わなかったという。

今回を受けて、閾値の見直しが当然なされるんでしょうか。