「日本製ソフトが世界で売れないのは,日本でPCが売れていないから」,バルマーCEOがこんな仮説

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20071109/286859/

「技術のブラックボックス化が進むことに対して,技術者として不安を感じる」という質問が寄せられた。それに対してバルマー氏は,「ユーザーも開発者も,一定の複雑さにまでしか対処できない」と,ブラックボックス化はやむを得ないという見方を示した。「開発者としては,ブラックボックスの中のすべてを知りたいと思うだろう。しかし,開発者はよりセマンテック・レベル(抽象度)の高い開発に移行しようとしている。頭脳をブラックボックスの開発に費やすのではなく,新しいフロンティアの開拓に向ける方が望ましいのではないか」(バルマー氏)。

知りたい人にも教えてあげない、って事への回答になってないよね。議論のすり替えだ。

それでもバルマー氏は,「開発者には,ディテールを追求する姿勢と,全体を俯瞰する姿勢が求められる。ディテール指向は開発者にとって不可欠な要素だが,優れた開発者は全体を俯瞰する能力も備えている。私は高校生の時にコンピュータ科学に触れて,自分にディテール指向がないことを痛感して開発者にはならなかったが…」と自身の経験を振り返りながら,開発者に求められる能力を訴えた。

これも同じ。
ディテールを知りたいと思ったときにそれが提供されていないことを問題にしてるんだろうに、逃げてる。