長崎市長選で「いとう一長」投票続出…補充立候補制に「異議あり」

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_07042402.htm

畑山敏夫・佐賀大教授(政治学)は「注目の選挙なのに投票率が下がり、しかも多くの無効票が出たことは、有権者の戸惑いを反映しており見過ごせない。改めて告示日を設定する方が有権者にわかりやすいし、政策論争も期待できる」と指摘する。

とはいえ、リスケジュール → どなたかが亡くなる → リスケジュール → どなたかが亡くなる の魔の循環があり得るだろうしなぁ。ただでさえ高齢の立候補者が多いんだから。
それに、リスケジュールされたときに補充立候補する人も定義しておかないとなぁ。
本来は (別のなにかの公職とか、年齢が満たないとかで) 立候補できない人が、リスケされた結果立候補できるようになるとかその逆で立候補できなくなった、とかもあり得るだろう。
今回の例だけを取り上げて議論すべきではないと思う。
そういう意味で、総務省選挙課の慎重な姿勢は正しいと思う。

総務省選挙課は「多様な意見を取り入れながら、改正公選法の検討を進めたい」としている。

なお、市長をリコールする制度はある。なので、本当に納得いかない人は仲間を集めてリコール請求すればいい。

無効票には「わかりません」「無効票」「選挙を延期しろ」などと記載し、制度への不満をぶつけたものもあった。あえて伊藤前市長の名前を書いた50歳代の自営業男性は「選挙をやり直してほしかった。無効票が増えれば大きな力になると思った」と漏らした。

こういう人たちね。現時点でそういうルールなんだから、それに則るしかない。