人物 中国の歴史 5 三国志の世界 [☆☆☆]

三国志の世界 人物中国の歴史5 (人物中国の歴史) (集英社文庫)

タイトルは「三国志の世界」だが、もっと広い範囲を扱っている。後漢から晋まで。
光武帝、班昭あたりの話は楽しく読めたんだが、やはり曹操のところで引っかかった。

• あんまり曹操のことを書いてない(笑
• 孫策を孫権の「父」と書いたり「兄」と書いたり。

オムニバス構成なのだが、この曹操の章 (伊藤桂一さん) と、責任編集の駒田信二さんに関しては、しっかりやってくれよ、と思う。
一方、曹丕と曹植を扱った草森さんの章は非常におもしろかった。