フィギュア採点トラブル、原因は審判の判断ミス

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24日にあったフィギュアスケート全日本選手権男子で、表彰式後に、2位だった高橋大輔が優勝となり、優勝と発表された織田信成(ともに関大)が2位に変更になった採点トラブルの原因は、日本スケート連盟が当初説明していた採点ソフトの不備ではなかったことが29日、わかった。織田が規定を超える3回転ジャンプを跳んでいたのに、審判がその得点を除外しなかったことが原因という。
規定では、演技で2回跳ぶことができる3回転ジャンプは2種類まで。しかし織田は3種類の3回転ジャンプを、2回跳んでいた。当日深夜に同連盟が行った説明では、国際スケート連盟(ISU)の採点ソフトを日本独自のソフトにする際、「規定を超える3回転ジャンプを得点から除外する設定を発注していなかった」としていた。
だが、実際にはソフトは組み込まれていた。織田のジャンプの規定違反がまれなケースだったため、本来なら審判が手動で削除しなければいけなかったが、その判断が遅れたという。
24日は再三、電源が落ちるなどのトラブルが発生。男子の競技終了時点で進行が予定より15分以上遅れており、日本連盟関係者は「採点の確認作業に十分な時間が取れなかった」としている。

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