【関連】政治『介入』住民逆なで 伊藤・武部氏問題

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20051127/mng_____sya_____009.shtml

「やっぱり裏でそんなことをやっているのか」−。耐震強度偽造問題国土交通省が公表する前に、元国土庁長官の伊藤公介衆院議員が、問題のマンションの建設主「ヒューザー」の小嶋進社長を国交省課長に仲介していた問題。自民党武部勤幹事長の「悪者捜しに終始すると、マンション業界はつぶれる」という“業界擁護”とも取れる発言も飛び出し、ヒューザーのマンション住民たちは二十六日、怒りや不信の声を募らせた。
東京都江東区の「グランドステージ住吉」。対策委員会のメンバー男性(42)は「小嶋社長は住民本位と言うなら、(国交省より)先に住民に説明すべきだと思う。信頼がない」と、怒りをぶちまけた。
武部氏の発言にも「マンション業界と住民のどちらが大事なのか。こういう建物を造るような業界は、つぶれてもいいのではないか」と指摘。「誰が、住民の方を見て動いてくれるのか。もっと国民の生命と財産を守ることをやってほしい」と切実だ。
墨田区の「グランドステージ東向島」に住む会社員男性(42)は「社長が公的資金の話を進めてくれるならよいが、(仮に発表を控える意図だったなら)不誠実だ。誠実に対応してくれと言っているのに」とし、「景気のことはよく分からないけど、住民や近隣住民の命は守ってほしい」と訴えた。別の住民男性(45)は「対応のまずさには怒っていいが、ヒューザーがつぶれてしまっては、自分の首を絞めることになる」と複雑な胸の内を明かした。
稲城市の「グランドステージ稲城」に住む三十代の男性会社員は「(小嶋社長は)公的資金を引き出せるかもしれないなどと言っていたが、やっぱり政治家とつながりがあったのかという印象だ」と話した。武部氏の発言については「将来にわたっての安心と保証がほしい。私たちも犯人捜しは求めていない」と述べた。

そうそう。最後の発言が本来あるべき事だと思う。
で、それをするには、現状の問題を洗い出す必要があって、って事は犯人、じゃなく罪を抽出する必要がある。蓋するんじゃなくてね。
その上でまずは罪を憎んでなんとかする。犯人はその後でいい、と思う。