Firefoxに任意のコード実行が可能なセキュリティ・ホール,応急パッチ公開

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20050910/220911/

Mozilla Foundationは9月9日(現地時間),オープンソースWebブラウザMozilla Firefoxの任意のコードの実行が可能なセキュリティ・ホールについて報告した。このセキュリティ・ホールは最新バージョンであるFirefox 1.0.6,同日公開されたばかりの最新ベータであるFirefox 1.5 Beta 1に存在する。対策は,パッチを適用することなど。
このセキュリティ・ホールは「IDNバッファ・オーバーフロー問題」と呼ばれる。IDN(Internationalized Domain Name,国際化ドメイン名)は,日本語などの多言語でドメイン名を指定する仕組みのこと。セキュリティ・ホールは,IDNで複数のダッシュを含むリンクの扱う際の欠陥に起因するという。ユーザーのパソコン上で任意のコードを実行でき,ウイルスやボットの感染,フィッシングなどに悪用される恐れがある。

あがっ。