事故を引き起こした企業の側の姿勢

http://blog.goo.ne.jp/hwj-sasaki/e/d6e7496f353194c6c7094652c7dfbcde

ところがカカクコムは、当初から社長が「わが社は完璧なセキュリティ体制を敷いてきた」と言い募り、みずからの責任を否定してきた。その無責任体質が、セミナーでの遠藤氏の「被災者発言」にもつながっているように思えてならない。

<今回のトラブル回復でいちばん心を痛めたのは、技術系マスコミの批判に、社員がショックを受けたことだった。公表すべきかどうかを悩んだ挙げ句に、公表するリスクを読めずに出さなかった。まるで強姦被害者が、チャラチャラしていたんじゃないのと言われたような心境だった>
なんと、みずからを強姦被害者にたとえたのである。これは暴言以外の何ものでもない。

強姦被害者や地震の被災者といった無辜の人々と、みずからのセキュリティの低さを突かれて引き起こした不正アクセス事件を同等に捉えるというのは、いったいどういう神経なのだろうか。私の理解の範囲を超えている。

ダメだな。