主審に抗議、0−62で試合終了=セルビア・モンテネグロ
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20050424-00000002-spnavi-spo.html
セルビア・モンテネグロの下部リーグに所属するチームが、信じられない形で抗議の意思を表した。主審のいくつかのジャッジに納得できず、プレーを放棄したため、試合は0−62の敗戦に終わった。
舞台となったのは、首都ベオグラードから50キロほど離れたビストリッツァ。ダービーマッチの試合開始からわずか13分、主審の判定に嫌気がさしたアウエーチームの会長が選手たちに“プレー放棄”を指示し、ただグラウンド上に残っているよう命じた。選手たちはこれに従い、ホームチームに自由にプレーをさせるようになった。相手を止めることもファウルを犯すこともなかった。
相手チームは遠慮なくゴールを奪い、前半を22−0のスコアで終了。後半は1分半に1点のペースでゴールを重ね、GKも5ゴールを記録した。サッカー協会はこれを快く思わなかったようで、選手たちが反スポーツ的な行動を行ったとして調査を開始。近いうちに何らかの措置を発表するとのことだ。
選手たちの行為を問う前に、主審のジャッジが適正であったか否かを問うべきよなぁ。