『噂の真相』休刊 真意を聴く 岡留安則編集長インタビュー

http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20040310/mng_____tokuho__000.shtml

――販売が堅調なのに、なぜ、いま休刊なのか。
「最も大きい要因は個人情報保護法(メモ1)の成立だ。これまでは公的目的や公益性、真実性があれば名誉棄損にはならなかったのが、主務大臣が報道かスキャンダルかを決めることになる。スキャンダル雑誌は一冊まるごと否定される。うちが、その第一号になるかもしれない。そんな法律の下で今の内容を維持できないのならば、いっそやめたほうがいいと考えた」

でも、かなぁぁり前から休刊宣言はしてたよねぇ。

――メディアへの伝言は。
「テレビは絵で見せる仕事だから、ドキュメンタリーで政権中枢を狙うのは無理。雑誌は、週刊文春週刊新潮にもっとゲリラ性を発揮してほしい。新聞は調査報道をやらないとだめ。政権からなめられている。新聞は政治家の下半身を扱わないが、例えば男女共同参画社会基本法の推進を唱える政治家がどういう女性観をもっているかを伝えることは重要。『噂の真相』の伝えてきた情報の受け皿を、新聞につくることをぜひ考えてほしい」

この辺が切実です。