警察庁、捜査協力者の偽名領収書廃止へ 不正経理問題で

http://www.asahi.com/national/update/0310/006.html

北海道警の捜査用報償費流用疑惑や静岡県警の不正経理問題を調べている警察庁は9日、警察が捜査協力者に謝礼を支払った際に受け取る領収書について、偽名による領収書を使わないようにする方針を固めた。
これまでは「捜査上の秘密」や「協力者の保護」を理由に、協力者が匿名を望む場合、偽名の領収書で会計処理をしていた。だが「裏金の温床になりかねない」との指摘があり、方針転換する。今後は実名の領収書がもらえない場合は、理由を詳しく記した書面を会計書類に添えて処理し、経理の透明化を図るという。
同庁の予算執行検討委員会が、近く開かれる国家公安委員会に報告して了承を得たうえで、全国の警察本部に知らせ新年度から実施する。
また実在する人を電話帳などから探してきて協力者に装うケースもあるとの指摘もある。こうしたことも警察庁として確認できればやめさせるという。

対応が遅い。そもそも何年も前から常態化していたといわれてますし。
で、警察はコレで動き始めたとして、次は検察ですかね。

警察庁によると、この疑惑が発覚した後の会計検査院による検査では不正はなかったとされた。だがその後の相次ぐ疑惑の発覚で、警察庁は「すべてが不正ではないが、誤解されかねない部分もある」として偽名領収書の撤廃に踏み切る。

ひとつ不正があれば、全部不正だと思われて当然です。
「警察」をこの件で逮捕すれば、余罪がぼろぼろ出てきたりして。