リコール王・トヨタ 欠陥車率3年連続100%超も、回収率さえ非公表

http://www.mynewsjapan.com/kobetsu.jsp?sn=480
http://news.2-3-0.org/comment/comment_200608_663.php
一番上に書きたかったが、猫カフェに首位を譲って(笑
しかし、重大なので大部分引用させて頂く。小見出し、改行位置、注などは多少変更している。

トヨタのリコール台数を販売台数で割ると、欠陥車率が出てくる。これが、なんと3年連続で100%を超える勢いなのだ。つまり、売っている台数よりも、リコール届出で回収・修理しなければならない欠陥台数のほうが多いという状態が、2004年からずっと続いている。そのようなメーカーはトヨタだけで、「トヨタ=欠陥車」は定着しつつある。にもかかわらず、どれだけ修理が進んだかさえ、公表できないという。こうしたコンプライアンス意識の低さは、重大な事故を招きかねない。
トヨタが開示した年別リコール台数と、日本自動車販売協会連合会が公表している国内販売台数を突き合わせると、2004年(1〜12月)は、販売台数173万台に対して、リコールが188万台。リコール率は108.5%だ。リコールのほうが多いのは、もちろん過去に販売した車が5年、10年経ってからリコールされることもあるので、単年で見れば不思議ではない。
だが、2005年も、販売170万台に対してリコール188万台と110.7%。2006年(1〜7月)も105万台に対してリコール109万台と103.9%。このペースを維持すると、3年連続で欠陥車率100%超という、とんでもない不良メーカーということになる。
こうなると、売ったそばからリコールして、また欠陥車を売って、という繰り返しで、買う側からすれば、そんな危険な車には、とても乗る訳にはいかないことがよく分かるが、マスコミは広告主・トヨタに屈し、こうした単純なデータの提示さえできない。
リコール制度の目的は「欠陥車による事故を未然に防止し、自動車ユーザー等を保護すること」(国土交通省のWEBサイトより)。現状では、ほとんどの人が欠陥車を買っているようなものなので、私自身がリコール対象のトヨタ車に乗っていたのも、確率的に、十分にあり得る話だったのだ。

−−それで今、その危険な車の回収は、どのくらい進んでいるんですか?
「現在、新聞報道などを見た方々からお問合せをいただいておりまして、順次、回収をして修理しているところです」
−−だから、最新のデータでは、何パーセントまで修理が終わったんですか?松下だって、石油温風器の回収率が未だに6割未満だということをちゃんと公表したうえで、100%を目指すといって、あれだけCMを打っていますよね?重症事故を引き起こしているんだから、同じように現状の回収率を発表して、注意を呼びかけるべきじゃないですか?
「一般的にはおよそ8〜9割だとのことですが、個別には、公開していません」
−−私自身が乗っていた車について、個別に知りたいんです。ハイラックスは33万台もリコールしたわけですが、今現在、修理されないまま公道を走っているのは何台ですか?知りたいのは当然ですよね?いつ操縦不能になって歩道に突っ込んでくるかも分からないんですよ?危険ですよね?
「回収率は、公開していないんです」
−−国交省には届けている訳ですよね?どうしてデータがあるのに、被害者に対して、情報公開ができないのですか?何万人もの人が、未だにリスクを負って車に乗っているんですよ。歩道を歩く人にも、旧型のハイラックスは操縦不能になって突っ込んでくる可能性があるんだから、注意を喚起すべきじゃないですか?
「すみませんが、公開していないもので…。会社としてそう決めていますので」
−−では、どういう情報なら出せるんですか?リコールの件数と台数、「不具合件数」、火災や人身などの「事故件数」を知りたいのですが、過去10年分、教えてください。
「件数と台数くらいなら、まとめたものがあると思います。不具合件数や事故は、ございません」

んー、なんか数日前に DELL と私がやったやりとりに空目するな。(いまその記事は隠してるけど)
しかし、「これはひどい」「これはひどい」「これはひどい」。

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あぁ、お金があるっていいなぁ。
そういう意味では、7月の東洋経済 (http://www.jbook.co.jp/p/p.aspx/2467000/s/) は偉かったな。