カラ残業で6300人処分 大阪市、大半は訓告や注意

http://www.asahi.com/national/update/0330/OSK200503300073.html

全庁的なカラ残業が発覚した大阪市は30日、勤務実態がないのに残業手当を受け取ったり、虚偽の出勤簿の作成にかかわったりした市幹部や職員計6331人に対し、戒告などの処分を出した。全職員(約4万8000人)の8人に1人が処分された計算になる。昨年度に全国の市町村職員で懲戒・訓告などで処分された10023人の約6割にあたる大量処分だ。ただ、このうち将来の昇給などにかかわる懲戒処分は戒告の135人だけ。残る大半は文書訓告や口頭注意にとどまっており、身内に甘いとも指摘される同市の体質が浮き彫りになった形だ。

しかし、実際に虚偽の申告に基づいてカラ残業代を受け取り、市から手当の返還を求められた職員らを含む4234人については、文書訓告にとどまった。「命令簿の事務処理ミス」とされた1962人は、より軽い口頭注意だった。

甘過ぎ。指導層を軒並みクビにするくらいのことをして欲しいね。