「不正アクセスではない」 研究員逮捕で京都大が会見

http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=YGT&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2004020401003378
この件に関する京大の方の会見です。

京都大研究員がインターネットの不正アクセスで個人情報を引き出したとして警視庁に逮捕された事件で、研究員が所属していた京都大国際融合創造センターの松重和美センター長が4日、学内で記者会見し「現時点では不正アクセスだったとは認識していない」と話した。
松重センター長によると、京都大は1月初め、河合一穂容疑者(40)の自己申告を受けて学内に調査委員会を設置。本人から事情を聴き事実関係を調べていた。
調査委はこれまで4回開かれたが、今回の事例はソフトプログラムの欠陥などを利用してサイトにアクセスしており、パスワードなどを盗むなどする「不正アクセス」には当たらないとの見方をしているという。
松重センター長は「個人情報の公開は倫理上問題があり、逮捕容疑が事実であれば遺憾だ」としながらも「刑法に明確に違反しているとは思わない」と述べた。

私もこの立場です。「公開してしまった」ことは糾弾されるかもしれませんが、不正アクセスとかではない。
セキュリティ系のコミュニティが萎縮しないことを望みます。
で、なぜわざわざ不正アクセス禁止法が持ち出されたかというと・・・catstarさんの日記のこの記事と同じ意見です。あと、「言うだけでも言っておこう、大きく報道されればそれはそれで目的は達せられる」っていう打算もあると思います。